法学部1部法学科



半世紀の伝統を礎に、国際的なリーガルマインドを養う。jyugyou

1947年、中部地区初の旧制法文系大学としてスタートした本学旧制法経学部法政学科。それが愛知大学法学部の前身である。半世妃近い歴史によって培った「法学」の蓄積をべースとして、「法律学」「政治学」を教育研究する、独立の学部として設置された。以来、裁判官、検事、弁護士や官界、公務員を目指す学生が多く集う。最近では、国際的取引や企業経営に必要な法的知識を身に付けようとする学生も増えている。また、急速な勢いで国際化、情報化が進展している現代社会に対応するため、国際法、外国法関連科目の充実、外国書講読や、国際経済学、日本経済論などの科目や、情報化への対応として、情報処理論、情報管理論などが用意されている。

法学部では、国際化・情報化・高齢化など、社会変化によって生じた今日的な法的問題、政治的問題に対応できる実践的な応用力を養う。そのため、学科の中には法律・政治の2コースを設置。両コースとも4年間一貫教育システムを採用し、第1セメスター(入学後すぐ)には、法学と政治学の基本部分を全体的に見渡せる入門講座が用意されている。これによって、1年次から公法、私法、政治学の3科目の内容特色を理解し、そのイメージをつかむことができる。さらに、第3セメスター(2年次)以降は、フリーゾーン制によって自分自身が関心を持つ科目を自由に履修し、より幅広い知識を修得することも可能である。そして専門知識の基礎とともに、2、3年次の専門ゼミナール教育を通じて、国際的にも通用するりーガルマインドを養い、社会正義と公正の実現のために活躍する力を育んでいく。

教職科目を単位認定しているため、教員免許が取得しやすいうえ、資格取得を目指し、採用試険に挑戦する学生のためには様々な講座が用意されているのも愛知大学法学部の特色のひとつ。公務員採用試険や行政関係の資格試険を受験する学生のための「法律学講座」をはじめ、司法試験などを目指す学生のための「司法講座」などがある。また、税理士、公認会計士試験にチャレンジする学生は、経営学部の開設する「会計講座」を受講することができる。


法律コース紹介
 このコースでは「実定法の体系的な修得」に重点が置かれている。実定法とは,慣習や判例など経験的・歴史的な事実を起訴とした法のことだが,この実定法の知識を断片的でなく体系的に学び,公務員をはじめとして,法職、企業などの分野で幅広く現代社会に応用できる力を身につけることがこのコースの目的となっている。



政治コース紹介
公務員、マスコミ、商社,政治家などを目指す学生を対象とした政治コース。
「政治」と、「公法」「私法」を様々な角度から学び,社会科学的思考力を身につけるのがこのコースの目的。このためカリキュラムは政治関係科目だけでなく、行政法、国際法、民法、経済学から、外国語教育までに及ぶ。



戻る